しみをとりたい方のためのレーザ―治療、眉間・目尻のシワやわき汗を解消するボトックス治療、ケミカルピーリング、ピアス施術などを丁寧に行っております。
レーザー治療
美容皮膚科のレーザー治療は、シミ、そばかす、ニキビ跡、しわ、たるみなどの肌トラブルを改善する非侵襲的な治療法です。高エネルギーのレーザー光を使用し、メラニン色素やコラーゲンに働きかけることで、肌の再生を促進します。治療は医師とのカウンセリングを経て行われ、効果的なアフターケアが重要です。副作用として一時的な赤みや腫れがある場合がありますが、適切なケアで改善が期待できます。
ボトックス
ボトックス注射は、ボツリヌス毒素を用いた美容治療で、主に表情じわの改善に効果があります。筋肉の緊張を緩和し、眉間や額、目尻のしわを目立たなくします。施術は短時間で行え、効果は2〜3日後から現れ、約3〜4ヶ月持続します。安全性が高く、適切な施術を受けることで自然な仕上がりが期待できます。副作用として一時的な赤みや腫れが生じることがありますが、通常は軽微です。
美容処方
以下に挙げる薬剤は、適切に使用することで肌の状態を改善し、美容効果を高めることができます。ただし、個人の肌質や状態によって効果や副作用が異なる場合があるため、専門医の診断と指導のもとで使用することが重要です。また、これらの薬剤を併用することで、相乗効果が期待できる場合もあります。
ビタミンC(シナール配合錠)
シナール配合錠は、アスコルビン酸(ビタミンC)とパントテン酸カルシウム(ビタミンB5)を含む複合ビタミン剤です。メラニン色素の形成を抑制し、シミなどの色素沈着の改善に効果があります。また、抗酸化作用により皮膚細胞の老化を防ぎ、コラーゲンの生成を促進してハリのある肌を維持します。ニキビによる皮膚の炎症改善効果も期待できます。
ビタミンE(ユベラ)
ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、血行を促進する効果があります。これにより、肌の老化を防ぎ、健康的な肌を維持するのに役立ちます。また、肌の保湿効果も期待でき、乾燥肌の改善にも効果があります。
トランサミン(トラネキサム酸)
トランサミンは、主にシミや肝斑の治療に用いられる内服薬です。止血・抗アレルギー・抗炎症効果があり、プラスミンというタンパク質の働きを抑制することでメラニン生成を抑え、シミの予防や改善に効果を発揮します。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは、一部の植物体に存在する自然界由来の化学物質で、非常に高い漂白作用を持っています。肌に生じる肝斑やしみの原因は、メラノサイトという細胞が産生するメラニン色素にありますが、ハイドロキノンは、このメラニン色素の生成を阻害する作用を持っています。ハイドロキノンを肌に塗ることにより、肝斑・しみの改善を行います。
トレチノイン
シミ・シワ・ニキビの治療に使用される外用薬です。肌の代謝を促進し、色素の排出を促すとともに、コラーゲンの生成を促進する効果があります。ただし、使用初期には皮膚の赤みや乾燥、かゆみなどの副作用が現れることがあるため、医師の指導のもとで慎重に使用する必要があります。効果は使用開始から約2〜3ヶ月後に徐々に現れ始めるため、継続的な使用が重要です。